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A Lot of Changes

前回のブログ更新から約一ヶ月。

なんか怒濤、という言葉がぴったりの、いろいろあった一ヶ月でした。

まず、前回のブログを書いてから数日、ヘンリケ氏のお父さんの病状がさらに悪化。
急遽、アイダホへ飛ぶことに。
私も行くべきなのか否か、少し悩みましたが、離れても気をもむだけなので、一緒に行きました。


長い一日の最後、やっと着いた病室には、たくさんの管と機械がつながれたお父さんの姿。
泣き崩れるお母さんに対面し、やっと事の重大さが身にしみました。
勝手にこのまま良くなるって楽観視していた自分たちが直面した現実。
それからは病院のICUに籠りきり、管に生かされている状態のお父さんを見つめる日々でした。

とてもたくさんの子供がいるお父さん。
やはり其々に意見があり、このまま希望を持って良くなるのを待つのか、手術前のお父さんの意思を尊重し、人工呼吸器を外すのか。しばらくは膠着状態が続きました。

結果、数日後に肝臓の機能がさらに悪化。始めは家族がバラバラになってしまうかと思われましたが、その時点で意見は一致、そこで呼吸器を外すことになりました。

もう二度と会話できることがないのは悲しいけれど、私と彼はもうお父さんが苦しむことがないからこれでいいんだ、と自然に思えるようになり、やはり最期のお父さんの姿を少しでも見ることができて良かったなと思いました。

ここ一年程、いろいろと精神的(というか哲学的?)に学んだことがたくさんあり、「死」というものがそこで本当に終わりではなく、ただ身体がなくなっただけなんだ、というように心から思えるようになったので、
自分は思っていたよりも悲しくはなく、まだお父さんはそこにいる、という感覚です。

でもやはり、今までそこにいた人が居なくなる、という悲しさはもちろんあるのですが・・・。


そこから一週間程は、お葬式の準備に追われ、お葬式の前日のRosary(ロザリオ)という、日本でいうお通夜のような式と、次の日のお葬式で彼と共にお父さんに向けてヴィオラとピアノで音楽を演奏させてもらいました。

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お父さんが痛みのない世界で悔いなく幸せでいてくれることを、今は心から願うのみです。

実はアイダホに行く直前、私はプロポーズ(ロマンティックでも何でもない成り行き的?な感はありましたが・・・笑)されており、私の父に承諾を得ねば、ということで日本語を繰り返し練習していたヘンリケ氏。
お葬式が無事終わったあと、勢いを持って「今だ!!」ということで、お父さんにビデオ電話。
本当に緊張した様子で、ガチガチになりながら片言の日本語でお父さんと話すヘンリケ氏を見て、とても感動しました。。(お父さんには急に電話した上にこんな一大事で、ビックリさせてしまいましたが・・・お母さんもいなかったし。。ごめんなさい!)


そしてそれから数日後、アイダホで家族と一緒に居られる間に、ということで、ひっそりと入籍しました。

その前の週の悪い天気が嘘のようなとても清々しい良い天気で、問題もなくスムーズに裁判所で結婚してしまいました。
まだ指輪もないし、きちんとした式が挙げられるのかどうかも謎なのですが(汗)、これからも二人三脚でひとつひとつの問題を乗り越えていけたらと思っています。


そこで、とても心がほっこりとする、嬉しい出来事が。

裁判所を出る前に、お母さんが「ここにお父さんが買った、家族の名前が入ったブロックがあるのよ」と。
で、それを見に行きました。

家族(お父さんの子供たちや孫たち)の名前がずらずらと並び、わ〜すごいねなんて言っていたら、
お母さんがまた「ここにロバート(お兄さん)の子供の名前もあるはずなんだけど・・・」というので見回すと、

なんと!

すでにヘンリケ氏の名字になった、私の名前が!!

とってもビックリしたと同時に、ずっと私のことを家族(娘)同然として大切にしてくれていたお父さんの気持ちに、心から感動。

バッチリ記念写真を撮って参りました♪


お父さん、ちょっと遅くなってしまったけど、正式に家族の一員になりました。
これからも、ずっと見守っていてくれたら嬉しいです。
本当に、本当に、ありがとう。
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by hanamericana | 2014-03-08 11:09 | american life