フェアトレード。最近耳にすることが多くなって来たこの言葉。
聞いた事はあっても何なのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?
実は、私もMonkey Grindで働き始めるまでは知らなかったこのフェアトレードなのですが、
とってもとっても大事な制度なので、紹介しようと思います。
フェアトレード、そのまま訳すと、公平貿易。
Wikipedia 公正取引
コーヒーやその他発展途上国の労働者が関わっている製品が取引される場合、
大体の場合その間に入る仲介業者が不当に金を受け取り、労働者にはその労働に見合った
賃金が払われていないというのが真実。
そこで、そんな労働者の権利を守るため、そして、それが彼らの国の発展を助けるよう、
きちんと労働者に人並みの賃金が払われることを約束しているのが、このフェアトレード、というわけ。
つまりは、私たちがフェアトレードの商品を買う(需要を高める)ことによって、
そんな彼ら労働者、彼らの家庭、そして国を助けることにもなる、ということ。
コーヒーやお茶は、とても需要の多い商品だから、これはとっても大事な動きだと思う。
というわけで、コーヒー・お茶好きの人は、少し高くても人助けになると思って
フェアトレードの商品を探して購入してもらえるといいなと思います。
私が日本のタリーズで働いてた時には耳にしなかったのできっと最近なんだと思うけど、
スターバックスやタリーズでもフェアトレード商品の取り扱いを始めたみたいです。
とってもいいことだと思います。それが普通になれば、さらに良いんだけど。
ちなみに、Monkey Grind Espresso Barが使用している
Tony's Coffeeの豆は、
すべてOrganic/Fair Trade/Shade Grown。
Shade Grownっていうのは、そのまま意味としては”陰で育てられる”ってことなんだけど、
なんでそれが大事なのかというと、コーヒー豆を栽培するに当たって土地を作るのに、
ある地域ではたくさん木を伐採して、そこに住む鳥さんたちの行き場までも奪ってしまうという。
なので、そんな鳥を守るために、木を切らないで作った豆を扱っているのです。
このことについても何も知らなかった私は、かなり納得&いい事だと思いました。
人間の勝手で、動物の住処まで奪うなんて間違ってる。
自分が今まで飲んでたコーヒーのせいで、鳥さんを困らせてたことがあったのかな。
といろいろ考えてしまいました。
環境に優しく、人に優しいコーヒーを、飲みませんか?